素早い短絡保護機能

素早い短絡保護機能

短絡保護機能とは電源ラインや負荷が何かのエラーで短絡(ショート)した際に過大な電流が流れるのを防ぐ機能です。東芝eFuse ICは短絡が発生してから150ns(標準)で電流をゼロ付近にする超高速の短絡保護回路技術を持っており機器のロバスト設計に大きく貢献できます。また、通常のヒューズとは異なり一度の短絡では破壊されず、繰り返し使用可能ですので修理にかかる保守メンテネンス費用や復旧時間の削減にも効果的な製品です。

上図はeFuse ICが12Vの電源給電を行っている時に、急に出力電圧が理想的に短絡した場合のシュミレーション波形になります。当社のeFuse IC TCKE8xxシリーズは出力電流が、過電流リミット(ILIMIT)の1.6倍に達した場合(Fast Trip、Short Tripとも言います)に短絡状態と判断して150ns(標準)で電流値をゼロ付近にします。

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