可変容量ダイオードとは?

可変容量ダイオード(Variable Capacitance Diode)の略でVCD、VariCap(バリキャップ)などと呼ばれるダイオｰドです。
一般ダイオードは順方向(アノｰドからカソｰド)の低抵抗性と逆方向(カソｰドからアノｰド)の高抵抗特性の特性差を利用し整流、検波などに使用されますが、可変容量ダイオードは逆方向(カソードに正電位)に印加した場合のカソード-アノード間接合容量変化を利用するダイオードです。主にオｰトチュｰナや発信器等の高周波整合回路に使用されます。