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ファストリカバリーダイオードはどのくらいの周波数で使用されていますか？
一般用整流ダイオードが、500 Hz以下の低周波応用に使用されるのに対し、FRDは数kHz～100 kHzの高周波のスイッチングに使用されます。
ファストリカバリーダイオード（Fast Recovery Diode, FRD）の耐圧は整流ダイオードと同等で逆回復時間（trr）が短く、逆回復電流が少ないことが特徴です。リカバリー電流による損失をスイッチング損失と呼びます。リカバリー電流と逆回復時間は一定なので、周波数が高くなるほど全損失に占めるスイッチング損失の割合が高くなります。
ショットキーバリアダイオード（SBD）が使用できない電圧（ダイオードに印加される逆バイアスが数十V以上）で数kHzから100 kHzのアプリケーションで使用されています。
スイッチング電源、インバーターおよびDC-DCコンバーターなどの使用に適しています。
関連リンク
製品ラインアップについては、以下のページ、ドキュメントをご参照ください。
