デジタル値:2進数と10進数

これは、「2進数と10進数」を説明した図です。
2進数と10進数

2進数と10進数の関係について考えてみましょう。

まず、私たちが日常使用している10進数について考えてみます。例えば、1359(10進数)という数値であれば、1を足すと、1360になります。このように、10進数では、9を越えると10になり、桁上がりを起こします。1359は右図の式のように分解できます。ここで使用されている10³、10²、10¹、10ºを“重み”といいます。

これは、「2進数と10進数の表記」を説明した図です。
2進数と10進数の表記

では、2進数の場合を見てみましょう。2進数は0と1からなる数値で、2になったら桁上がりを起こします。
例えば1110(2進数)に重みをつけてみましょう。2進数の場合重みは2³、2²、2¹、2ºとなります。この式を計算すると10進数に変換できます。この場合は8+4+2+0で14となります。

このように10進数は一、十、百、千と桁が上がりますが、2進数では、一、二、四、八と桁が上がっていきます。

第1章 デジタル回路の基礎

デジタル値
デジタル値:2進データの単位
デジタル値:データの表記法
デジタル値:データの変換方法
論理回路
論理回路:論理積(AND)回路
論理回路:論理和(OR)回路
論理回路:否定(NOT)回路
論理回路:排他的論理和(XOR)回路
論理回路:3ステートバッファー(1)
論理回路:3ステートバッファー(2)
論理回路:論理回路の応用例
論理回路:RSフリップフロップ回路