半導体とは何か

半導体とは何か

半導体」は、金属のように電気をよく通す「導体」と、電気をほとんど通さない「絶縁体」との中間的な性質を持つ物質です。電気の流れやすさは、その物質の電気抵抗の大きさが関係しています。電気抵抗が大きければ電流は流れにくく、電気抵抗が小さければ流れやすくなります。電気の通しやすさを抵抗率で表すと、導体が
10-8~10-4 Ωcm、絶縁体が108~1018 Ωcmであるのに対し、半導体は10-4~108 Ωcmあたりの範囲に分布しています。

第1章 半導体の基礎

半導体の材料
n型半導体
p型半導体
化合物半導体とは
pn接合とは
半導体デバイスの種類

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