ホールセンサーによる位置検出

これは、「ホールセンサーによる位置検出」を説明した図です。

ホールセンサーによる位置検出

ホールセンサーとは、磁界を検出しその大きさに比例したアナログ信号を出力する半導体です。ホールセンサーの出力は、コンパレーター(比較器)を介しオンオフのデジタル信号に変換後、ブラシレスモーターのローター位置信号として使用されます。

ホールセンサーは、非接触で位置を検知するため耐久性が高いですが、高温に弱く 劣悪な環境では使うことができません。また、位置制御用のサーボモーターの位置検知には、高精度で高価なエンコーダーやレゾルバと呼ばれるものが使われています。(100万分の1の角度検出が可能なものもあります)

2極モーターの場合、ローターの磁極に対峙したステーター側に120度間隔で3個のホールセンサー配置することで、 60度毎にローター位置を検知することが可能となります。

第3章 ブラシレスモーターの技術説明

ブラシレスモーター技術説明
PWMとは
インバーターとは
ドライバーとは
誘起電圧による位置検出
矩形波駆動とは
正弦波駆動とは