短距離データ伝送を行うための単方向光モジュール用アダプタ発売について

2018年 7月 26日

東芝デバイス&ストレージ株式会社

TOCA1300

当社は、単方向光モジュール用アダプタ「TOCA1300」を製品化し[注1]、本日から量産出荷を開始します。

新製品は、光送信モジュールと光受信モジュールを結合させて短距離データ伝送を行うための単方向光モジュール用アダプタです。

TOCA1300は、フォトカプラでは絶縁距離が短すぎる場合や、光ファイバを使用するには伝送距離が長すぎる場合に、光ファイバの代わりに使用できます。当社ファイバカプラ[注2]を組み合わせて光伝送が可能です。

[注1]TOCA1300は、各種安全規格には対応していません。必要により、お客様での評価・申請などが必要になります。

[注2]光送信モジュール: TOTX1350(F)と光受信モジュール: TORX1350A(F)、TORX1355(F)組み合わせ時。

応用機器

  • 産業機器 (蓄電システム、高電圧インバータなど)

新製品の主な特長

  • フォトカプラより沿面距離を長く確保できます。
  • 光ファイバより伝送距離を短くできます。
  • 光送信モジュール: TOTX1350(F)と光受信モジュール: TORX1350A(F)TORX1355(F)で使用可能。

製品の主な仕様

(@Ta=25℃)

品番

挿入力[注3]
(N)

抜去力[注3]
(N)
適用光モジュール品番
光送信 光受信
min max min max
- 39.2 5.9 39.2

 [注3] 測定条件: TOTX1350(F)使用時、初回値

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:

オプトデバイス営業推進部
Tel:03-3457-3431

*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。